2D格闘ツクール2nd 完全攻略

■ チュートリアル


■ コマンド解説


■ テクニック解説
 001 特殊なキャラクターセレクト
 002 画面レイアウト
 003 カラーセレクトの設定
 004 ヒットエフェクトの研究
 005 ヒットエフェクトの描き方
 006 スクリプト一覧のテキスト化
 007 通常立ちの設定
 008 VSで開始位置指定
 009 雛型キャラの作成
 010 INIファイルの内容
 011 変数の大小チェック
 012 当て身投げの作り方
 013 必殺技コマンドの設定
 014 アニメ作成_通常攻撃
 015 ゲームモードによる分岐
 016 変数の一覧を記録
 017 受け身入力の判定
 018 ダウン値による分岐処理
 019 飛び道具の作成
 020 ワープ技の作成
 021 ヒット硬直のコントロール
 022 ステージの地面表現
 023 ヒット数表示の固定
 024 横方向のホーミング攻撃
 025 1P/2Pの判別
 026 ライフ減少アニメ
 027 画面下部の表示内容
 028 ステータス表示の意味
 029 ガードクラッシュの表現
 030 押せないOBJ
 031 アイテムのあるゲーム
 032 復活する技の作成
 033 空ガードの作成
 034 ステージ選択付きキャラセレ
 035 ゲージMAXの表示
 036 固定ダメージを表現する
 037 ラン動作の作成
 038 投げ技によるKOの作成
 039 ボタン溜め押し技の作成
 040 中段攻撃の作り方
 041 製作に役立つツール
 042 カラーセレクトに適した画像
 043 相手によって動作変更
 044 横幅のあるキャラを表現
 045 ラウンド限定の動作
 046 影色の塗りを効率化
 047 モードを切り替えるキャラ
 048 当たり判定設定のコツ
 049 空中ジャンプを表現する
 050 キャラの向きを判別する
 051 途中でKOしない乱舞技
 052 カウンターヒットの作成
 053 OBJの動作を停止
 054 ハイジャンプの作成


■ バグ・よくあるミス


■ テスト時のチェック項目


■ 解説用データ ダウンロード


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タイトルカーソルの表示

前ページでは、タイトル画面の作成について説明しました。
実行画面、タイトルの表示
今回は、ここにカーソルの表示を追加します。

カーソル画像の用意
メニュー選択で使うカーソル画像を用意します。
カーソル画像を作成中
タイトル画面編集時に別レイヤーとしてカーソルを作っておくと、
グラフィックのサイズを画面と合わせやすいです。

カーソル用グラフィック
BMP画像は上記画像のリンク先にて提供しております

カーソル画像の設置
システム関連のグラフィックは、「ゲームシステム」-「基本イメージ」にて設定します。
カーソル用のスクリプトを選択
技一覧を見ると様々な項目が並んでいますが、
「タイトルカーソル」というスクリプトに画像を設置します。
システムイメージがキャラ用イメージとは別扱いであること、
カーソル画像を背景色透過で読み込むことに注意してください。

カーソル用画像を読込
カーソル画像が読み込まれました。
後述する座標指定をわかりやすくするため、
グラフィックが中心軸の右下に表示されるよう調整しておきます。

カーソル表示座標の設定
カーソルがメニュー文字の位置に表示されるよう設定を追加します。

「ゲームシステム」-「基本イメージ」を見てください。
カーソルの表示位置設定
一覧には、
「位置:タイトルカーソル上:ストーリー」
「位置:タイトルカーソル中:VSシングル」
「位置:タイトルカーソル下:VSマルチ」

という項目があります。
これらの行は灰色で表示されており、ブロックの設置ができません。
ここでは、カーソルを表示する座標の指定のみを行います。

今回は「VSマルチ」モードを使わないので上の2つについてのみ設定を行います。

「位置:タイトルカーソル上:ストーリー」を行選択すると、
メイン画面の初期設定欄に位置座標の入力が表示されます。
※画面左上を基準点( 0, 0)として指定します
カーソルの中心軸設定
この座標が「タイトルカーソル」の中心軸となります。
( この座標の右下に、カーソルのグラフィックが表示されます )

以下にカーソルと画面の関係を示します。
カーソルと画面の位置関係
1: メニュー文字のXY座標
2: 設定すべきカーソルXY座標
3: カーソルグラフィックの縦横幅

13の他、カーソルとメニュー文字の間に入れるスペース幅を考慮して
目的となる2の座標を計算します。
1番簡単な方法は、画像編集ソフト上でタイトル画面にカーソルを置いて実際に測ることです。

ある程度調整が済んだら、テストプレーを実行して実際の表示を確認します。
実行画面でカーソルの表示を確認
何かボタンを押すと、カーソルが表示されます。
結果を見て問題があれば、再度位置調整を行います。
1つ目のメニュー位置指定が済んだら、同様にして
「位置:タイトルカーソル中:VSシングル」も設定してください。

2つ目の座標設定も済んだら、タイトル画面で方向キーを入力してみてください。
キー入力に合わせてタイトルカーソルの表示が移動することが確認できると思います。

これでタイトル画面は完成です。
次ページでは、「キャラクターセレクト」画面の編集を行います。

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